wwwの有り無しの違いは何?
公開日: 2016年4月19日火曜日 Web
Yahoo! JAPANのドメイン名は(www.yahoo.co.jp)、Twitterは(twitter.com)で「www」は付きません。そもそも、「www」って何の略?有りと無しの違いは?疑問に思ったので調べてみました。
wwwとは?
Webページの閲覧は、FirefoxなどのWebブラウザと世界中のwwwサーバー(コンピューター)との間で必要な情報の交換や転送が行われ、PCなどの画面に表示することで行われます。
Yahoo! JAPANの場合は、インターネット上のネットワークを特定するためのドメイン名「yahoo.co.jp」とネットワーク内で情報を保存しているwwwサーバー(コンピューター)名「www」から構成されています。
「www」は「World Wide Web」の略で「ホスト名」と呼ばれています。
Webブラウザ⇔⇔wwwというサーバー(コンピューター)
www有りと無し、省略は可能?
実際の通信は、ホスト名ではなくwwwサーバーに固有のIPアドレスを指定して行われます。そのため、サイト運営者側の設定によってwwwの省略が可能です。
インターネット上にはDNS(ドメインネームシステム)と呼ばれるドメイン名からIPアドレスを教えてくれる仕組みが備わっていて、サイトを閲覧するときは、案内係(DNSサーバー)に目的のwwwサーバーのIPアドレスを教えてもらいます。
サイトが表示されるためには、DNSサーバーに「ドメイン名(+ホスト名)とIPアドレスの組み合わせ」が登録されていれば良いので、ホスト名を省略した形で紐づけが完了していれば問題ありません。
まとめ
以前は、メールやニュースなど複数のサービスに対して1つのドメイン名を使用することが当たり前だったため、Web用を明示するためwww(World Wide Web)をつけるという慣習がありました。
例) メール:mail.yahoo.co.jp ニュース:news.yahoo.co.jp Web:www.yahoo.co.jp
サイト運営者がwwwの有無をはっきり設定していない場合はURLが混在している場合があります。
例) waringo88.blogspot.com http://waringo88.blogspot.jp http://www.waringo88.blogspot.jp https://waringo88.blogspot.jp
blogspot.comからblogspot.jpにリダイレクトされるのはGoogleの仕様とのこと。うむむ、なんだか頭がこんがらがってきました。
つまるところ、このブログはwwwの有無を自分で設定していないので、それぞれのURLでの表示が可能ということのようです。